「ウユニ塩湖」があることで有名なボリビア。TV番組や本で取り上げられたり、近頃人気の絶景スポットですよね。
「いつかはボリビアに行ってみたい!」もしくは「もうボリビアに行く予定がある!」という方も少なくないのでは。
ですが、南米は治安が良くない国や街も多くあり、南米最貧国であるボリビアも例外ではありません。
皆さんのボリビア旅行が楽しい旅の思い出となりますように、現在世界一周中でボリビアも旅した私が、
首都「ラパス」の街を中心に治安と気をつけて欲しいことをお伝えしていきます。
情報提供者:まえさん
世界一周の旅ブログを執筆中!ブログはこちら⇨http://wphotrip.sakura.ne.jp/blog/
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ラパスの治安

ボリビアの中でも首都ラパスは場所によっては治安が良くないと言われています。
ラパスは街の形がすり鉢状になっていて、街の中心部(標高の低いエリア)には比較的裕福な人達が、標高の高いエリアには貧困層が暮らしていて、上のエリアに行く時に特に防犯を意識しましょう。
宿やお土産屋さんが多くある場所は中心部ですが、ラパスの人気観光スポットである「泥棒市」「おばプロ」「夜景」は全て上のエリアなので注意!
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街歩きをする時に気をつけて欲しいこと
まず、カメラをぶら下げたまま、或いはスマホを手にもったまま歩くのはやめましょう。
ポケットもおすすめしません。
お金を持っている旅行者だと狙われて、首締め強盗に合っている日本人旅行者もほぼ毎年います。
私も地図を見たり撮影する時だけ鞄から出して、すぐに戻していました。
特に泥棒市では注意して下さい!! スリが頻繁に起こっています。荷物は前に持ち、リュック等は鍵があればかけましょう。
ちなみに泥棒市は文字通り「泥棒された物」も売られています。
知り合いの中には、「ボリビアでパソコンの盗難に遭い、後日泥棒市で探したらなんと自分のパソコンが売られていた・・・!」という人もいました。
「部屋に鍵をかけたからOK!!」ではない。『泥棒宿』対策を

ラパスには通称「泥棒宿」と呼ばれる、「宿のスタッフや掃除の人が物を盗る宿」が少なからず存在します。
その宿に泊まらないということが勿論一番ですが、海外ではどこにでも起こりうる可能性はありますので、
外出時には必ず自分の荷物には鍵(もしくは南京錠)をかけましょう。
部屋の鍵をかけただけでは、決して安心してはいけません!
・・・というのも、お恥ずかしい話、私自身ラパスの宿で「ネットで「泥棒宿」という情報は特に見当たらないし。」
と、面倒くさがって荷物に鍵をかけずに、なんならパソコンもカメラもベッドの上に置きっぱなしで外出していたのですが、
それから1ヶ月発ち、「去年その宿で私、部屋に鍵かけてたのに泥棒されたよ!」と友人から聞き、さーーーっと血の気が引いたのが、つい先日の話。
ラパスの夜景はタクシーで!

ラパスの夜景は綺麗で有名ですが、夜景を見に行くのは勿論「夜」。しかも上のエリア。
『安全をお金で買う』ということで、ここは潔くタクシーを利用しましょう。
ちなみに4人でいくとお得です。相場は夜景を見ている間の待ち時間も含め、一台往復で40ボリ約650円程(2017.1時点)。
しっかりと乗る前に交渉し、支払いは必ず後払いにしましょう。(前払いだと、夜景を見ている間に逃げられる可能性があります。)
タクシーを利用する時の注意点

ラパスには会社に登録されている「ラジオタクシー」と個人で扱っている通称「白タク」の二種類あります。
白タクは偽警察と手を組んで現金を要求されたり、運転手自身が強盗をしたり、荷物をおろす前に発車して逃げたりなどのトラブルが起こる可能性があります。
ラジオタクシーはそういったリスクは格段に減るので、極力こちらを選びましょう。
ラジオタクシーは車体に会社の電話番号が書かれていて、2~3桁の番号が表記されています。
また、タクシーに乗る前に値段交渉はしっかりしておきましょう。
「一人当たりの値段ではなく1台当たりであること。」と「指定した行き先までの値段であること」。
実際に私も、タクシーで交渉した値段の3倍を要求されるというトラブルに遭いました・・・!!
事前に交渉と確認はしっかりしていたので「でも◯◯ボリって言うたやん!」と言い合いをし、結果的に相場価格で支払うことができました。
基本的に言語はスペイン語で、英語は話せない人もいますが、言葉に自信がない人もそこは億劫にならず、
紙に書いたり地図を出したり、電卓を出して数字を打ったりして、しっかりと確認してから乗車するようにしましょう!
まとめ
・街の標高の高いところは治安が悪いので注意する。
・スマホやカメラを外でむやみに出さない。特に泥棒市は注意。
・外出時は貴重品は全て荷物の中に入れ、鍵もかける。
・夜間はむやみに出歩かない。夜景を見に行く時はタクシーを利用する。
・タクシーは会社登録されているタクシーを利用する。交渉は事前に。
です!!
気をつけなければいけないポイントを押さえていれば『避けられるトラブル』が殆どですよ。
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