NHKの人気番組のためしてガッテンを見ている方も多いのではないでしょうか。
様々な物を深くまで掘り下げてクイズ形式で行う情報クイズ番組になります。
このためしてガッテンで、緑茶を特集した時に意外な方法でお茶を入れたり、お茶の効果などを紹介していました。
ためしてガッテンの言われたやり方でお茶を入れて見ましょう。
ためしてガッテンで放送された水出し緑茶の入れ方はどんな方法?

ためしてガッテンで紹介された水出し緑茶の入れ方は、普通の方法とは全くし違った手法を用いています。
そうそれは、氷なのです。普通は氷でお茶を作る事はしないですよね。
ためしてガッテン流水出し緑茶
材料 煎茶 10g (普通に入れるお茶は6gの茶葉を使用します)
氷水 100ml (4℃くらいの氷水がいいらしいです)
作り方
1.急須に茶葉を入れます。
2.氷水 100mlを注ぎます。
3. 5分待てば完成。
4.最後の一滴まで湯のみに入れましょう。
動画での説明がこちら!!
最後の一滴まで入れるのは旨み成分を最後まで味わう為と、次回に入れる時に余分な水を残しておかないようにする為です。
この急須に入れた茶葉は1回で捨ててはもったいないです。
冷蔵庫に入れておくと4~5回は緑茶を注ぐ事が出来ます。但し1日限定の保存になりますけどね。
2回目以降入れる場合は氷水を入れて5秒くらい待てば、すぐに飲む事が出来ます。
茶葉は深蒸し茶を使うと渋みが強くでるので、出来ればちょっと高級な煎茶が一番ですが、普通の煎茶でも問題はないです。
家族で氷水出し緑茶を飲みたい場合
こちらも作り方は同じなのです。そうなると茶葉の量はどうするの?って疑問がわくと思います。
多く作りたい場合でも茶葉の量は変わりません。
1.煎茶10gを出汁を取る袋に入れて、氷水 1リットルを入れます。
2.冷蔵庫に入れて30~40分待ちます。
3.飲む直前に軽く容器を振ってから茶葉を取りだして、後は注ぐだけです。
30~40分では、茶葉の種類によっては完全にはお茶が出ない場合もあるので、様子を見ながら入れるタイミグを見極めてください。
濃い氷だし緑茶を飲みたい場合は…
こちらも作り方は同じですが、氷水の量を40mlと減らしてください。
急須に注いでから5分待ってから湯のみに入れてください。香りがかなりする緑茶を楽しむ事ができます。
水出し緑茶と普通に入れた緑茶では栄養素が全く違うの?

普通にお茶を飲む場合にはお湯を注ぎますよね。
茶葉をお湯にくぐらすと茶葉から最初に出て来る成分はアミノ酸の一種「テアニン」が出てきます。
続いてお茶の渋み成分である「カテキン」が出てきます。
暖かいお茶に渋みがあるのは、カテキンが多い為ですね。
氷水でお茶を作った場合には、「テアニン」は出てきますが「カテキン」は、ほとんど抽出されません。
と言う事は氷だし緑茶には渋みがなくお茶の旨みだけがある事になりますよね。
「カテキン」が抽出されない代わりに「エピガロカテキン」と言う成分が、氷水だし緑茶の中に含まれるようになります。
また、カフェインも氷水だし緑茶には含まれないので、小さいお子さんや妊婦さんが、沢山飲んでも大丈夫なのです。
水出し緑茶の効果はどんな物があるのか?

氷水だし緑茶の成分がどの様な物が入っているのかがわかった所で、身体に対してのどの様な効果があるのか?と思いますよね。
カテキンが含まれていないから抗酸化作用成分が働かないから、飲んでも健康にならないのでは?
と不安に思われてしまう方もいるでしょう。でも大丈夫です。ここで登場するのが「エピガロカテキン」なのです。
この成分はお湯で入れるお茶では「カテキン」に邪魔をされて大きな働きをする事ができないのですが、
氷水出し緑茶の場合には「カテキン」が無いために「エピガロカテキン」の働きが大きくなります。
「エピガロカテキン」が体内に入ると「マクロファージ」と言う白血球の一種の免疫細胞が活動が活発になり、
身体の免疫力がUP!します。
免疫力が上がると感染症等への抵抗力が増加するので、病気になりにくい・かかりにくい身体になると言う効果がありますよ!
まとめ
氷水出し緑茶の入れ方と効果について紹介してきました!
お湯か氷水と言う温度の違いだけで、お茶の成分が変わるなんてしりませんでした。
ちなみにですが…お茶を1日5杯以上飲む事で死亡率が男性で13%女性で17%ダウンするとのこと!
それだけ身体に良い飲み物と言う事ですよね。暑い時期には氷水出し緑茶を飲んで、寒い時期には普通にお湯を注いで飲む方法が一番良さそうですね。
あなたもこれからの暑い時期に冷たい水出し緑茶なんかもどうでしょうか?
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