飲酒運転の同乗者が飲酒を知らない,同乗強要された場合の罰則ってどうなるの? 

最近、某芸人さんがやらかしてしまいましたね~

Yahoo!ニュースでも、ワイドショーでも多くの方が関心があるのではないでしょうか?

皆さんもご存知の方もいらっしゃると思いますが、2009年に飲酒運転に関する道路交通法の一部が改訂されています。

その理由としては、相次ぐ飲酒運転によって物損事故・人身事故の多発が要因であると考えられます。

昔は飲酒運転の罰則がゆるい状態では有りましたが、飲酒をしても良いとまでは書いてありません。

罪の重さを知りなさいと言う事なのでしょう。一歩間違えば殺人と同じですからね。

そこで、今回は「飲酒運転」のルールについてもう一度確認してみませんか??

ところで、今の飲酒運転の基準はどうなっているのか?

飲酒運転と酒気帯び運転とニュースで流れたりしまよね。基本的には酒を少しでも飲んでいれば飲酒運転に当たります。

警察官に止められた時に呼気検査されますがこの時に数値、アルコール濃度が検出されなくても飲酒運転に当たります。

飲酒運転とは、ちょっとでも飲んだら飲酒運転になります。

酒気帯び運転とは…

呼気検査で濃度が0.15mg以上の場合を差します。

0.15mgのアルコールはどれくらいか?と言うと350mlの缶ビール1本でこの濃度が出ます。

1本でこれぐらいですから、2~3本飲んだら簡単に0.25mg以上のアルコール濃度になると考えた方がいいですね。

 

酒酔い運転とは…

酒を飲んでいるのが明らかでかつ車を正常に運転出来ない状態にあることです。

この場合はアルコール濃度は関係ありません。

 

現在のルールの罰則はどうなっているの?

気になるの罰則の方ですが、以下のようになっております。

酒酔い運転 一発免許取消 5年以下の懲役または100万円以下の罰金

酒気帯び運転 0.25mg以上 一発免許取消 3年以下の懲役または50万円以下の罰金

0.25mg以下 90日以下の免許停止 3年以下の懲役または50万円以下の罰金

 

飲酒運転で人身事故を起こした場合は…

飲酒をして人身事故を起こした場合には、危険運転致死傷罪が適用される事になります。

ここで気を付けなければならないのは「飲酒運転をしていて事故を起こした場合」と規定されている点です。

ちょこっと飲んだだけでもこの法律が適用されると言う事になります。

飲酒運転で事故を起こして人を負傷させた場合…

15年以下の懲役

飲酒運転で事故を起こして人を死亡された場合…

1年以上20年以下の懲役

となります。最高20年の懲役刑になりますが、他の罰則を併合した場合には最高30年以下の懲役刑になります。

 

缶ビール半分でも飲酒は飲酒として捉えられますので、

酒を飲んだ事を知っていて運転しているので悪質と捉えられても仕方がないと言う事です。

ちょっと飲んだ程度でも、かなり判断能力が劣る可能性がありますから、車に乗るなら一切のまない事です。

同乗者も罪に問われる場合があるのか?強要された場合は?

問題は同乗者も飲酒運転と同じ罪に問われるのか?と言う事になります。

ここでの、争点は運転手がお酒を飲んでいる事を知っていたのか?それとも知らなかったのか?とい事になります。

運転手が飲酒を知っていた場合には、同乗者も罰則を受ける事になります。

運転手が酒気帯び運転だった場合 2年以下の懲役または30万円以下の罰金

運転手が酒酔い運転だった場合  3年以下の懲役または50万円以下の罰金

運転手が飲酒をしていて強要されて車に同乗してしまった場合には、残念ながらあなたも同罪と言う事になってしまいます。

つまりお酒を飲んでいて車を運転するのを強要されたからと言って、お酒を飲んでいる事実は知っている事になってしまいます。

そうなると処罰の対象になってしまうのです。強要された場合には断る事と運転者に車を運転しないように促す事も大事です。

 

飲酒運転の同乗者が、運転者の飲酒を知らなかった場合はどうなるの?

運転手が飲酒をしている事を知らなかった場合はどうでしょう。

基本的には、処罰の対象にはならないのですが、運転手が酒を飲んでいる事を知らなかった事を、

自ら立証しなければならないのです。

立証責任を果たさない事には、知っていたと言う扱いになってしまいます。

 

お酒を提供した方はどんな法律に引っ掛かってしまうのか?

お酒を提供した場合となると、まず考えられるのがお店での飲酒です。

お店側もお酒の注文が入った段階で「運転される方はいらっしゃいますか?」と聞かれるはずです。

この文言が無いと運転する人がいるのにお酒を提供したと言う事になってしまいます。

お店側も罰則を受けたくはありませんから、例えば飲酒運転した運転手があの店で飲んだと言っても、

ちゃんと確認とりましたと言う事で、運転される方はいませんか?

と聞いて未然に処罰対象になる事を防いでいることをしているのです。

対象となる法律は…

【道路交通法65条3項】

何人も、第一項の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない。

【道路交通法65条4項】

何人も、車両の運転者が酒気を帯びていることを知りながら、当該運転者に対し、当該車両を運転して自己を運送することを要求し、又は依頼して、当該運転者が第一項の規定に違反して運転する車両に同乗してはならない。

 

お店側も同乗者もこの法律が適用されることになります。

ところで、いつ頃から飲酒運転に厳しくなったの?

飲酒運転の罰則が厳しくなったのは2007年9月19日に施行された道路交通法改正から罰則が以前の物より厳しくなっています。

それまでは、人身事故を起こしても業務上過失致死傷を適用してましたので、罰則が甘いと言われる現状でした。

道交法の罰則が強化された背景には飲酒運転による死亡事故の発生件数の増加と悪質化が背景にあり、

1999年11月に起こった東名高速飲酒運転事故

2006年8月に起こった福岡海の中道大橋飲酒運転事故

が道交法の罰則強化につながったと考えていいでしょう。不幸な事にこの2つの事故で亡くなったのは全て子ども達と言う事です。

 

まとめ

飲酒運転の同乗者になってしまった場合について紹介してきした。

ちょっと飲んだ、だけだから平気。それだけで既に飲酒運転です。

この状態で死亡事故をおこしてしまったら、懲役20年でかつ民事裁判で数億の損害賠償の支払い命令が出される可能性もあるのです。コップ1杯だから、すぐそこだから、そんな甘い誘いに乗った同乗者も同罪と言う事になります。

これだけで、被害者だけでなく加害者側の家族の人生も変わってしまう事を忘れてはいけません。

お酒を飲むなら車に乗るな。車に乗るならお酒は飲むなと言うことですね。

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クロネコ

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